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PCページとスマホページの最適化について

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パソコンとスマートフォン、1つのホームページを2つの端末に向けて作成する必要性についてのコラムです。

PCページとスマホページのURLが異なるデメリット

たとえばPCユーザー向けのwww.example.comというページに対応して、スマートフォンユーザー向けのwww.m.example.comというページがあったとします。URLやデザインが異なるだけで内容的にはまったく同じサイトです。しかし、グーグルではクローラーで自動的に検知していることから、何も対策をしないでいる場合、両者は別々のサイトとして認識される可能性があります。

PC用URLに40人、スマホ用URLに60人がアクセスした場合、本来ならば合計100人のユーザーがサイトを訪れたことになります。しかし、別々のサイトと認識されている場合はアクセス数も分散されてしまうため、結果的にサイトの価値も下がってしまうのです。
またクローラーによって「内容が重複している」と判断されると、どちらかのサイトがペナルティを受けることもあります。

このような事故を防ぐため、PC用URLとスマホ用URL(またはタブレット用URL)が異なっているときは、グーグルに正しく認識してもらえるようにページの最適化をする必要があります。

アノテーションでURLの関係性を正しく認識させる

グーグルのクローラーにPC用ページとスマホ用ページを正しく認識してもらうために、「アノテーション」をしましょう。アノテーション(annotation)とは注釈という意味で、メタデータによって付加情報を追記することです。異なるURLの関係性を示すものとしては以下の2つが挙げられます。

(1)link rel="alternate"タグを追加する
PC用ページに、対応するスマホ用ページのURLをlink rel="alternate"タグで指定します。これにより、クローラーがスマホ用ページの場所を正しく認識できます。

(2)link rel="canonical"タグを追加する
スマホ用ページに、対応するPC用ページのURLをlink rel="canonical"タグで指定します。これによりページが正規化され、重複コンテンツ扱いになることを避けられます。

ただし、rel="alternate"とrel="canonical"を使用する場合、PC用URLとスマホ用URLが1対1になるように設定してください。1つのページを複数のページと関連づけるようなアノテーションは避けましょう。

WEBページの最適化が急務

調査・分析会社のニールセンによると、2014年の国内インターネットサービス利用者数は、PCからの利用者が全体的に減った一方、スマートフォンからの利用者は増加傾向にあります。

たとえばグーグルのWEBサイトにPCからアクセスした人は前年比で約-17%だったのに対して、スマートフォンからのアクセスは約32%も増加しました。

また、大手サイト10社の中でスマートフォンからのアクセスが最も多かったのはアマゾンです。PCからのアクセスは約-14%と落ち込みましたが、スマートフォンからのアクセスは前年比で約61%増となっています。

このようにモバイル端末からのアクセス数が飛躍的に向上している今、PC用ページとは別に、スマホ対応のページを制作する企業が増えています。しかし、「WEBページの最適化」までしっかりと行なっている企業はまだまだ少ないようです。スマホ用ページを作ったにもかかわらず、効果が薄い場合はアノテーションが機能していない可能性があります。
サイトを運営している方はもちろん、これからスマホ用ページの立ち上げを考えている方は、SEO対策に強い弊社にご相談ください。

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ウェブステージ集客メンバー。役立つホームページやウェブ活用を研究するウェブステージで、集客に関する情報を配信しています。ホームページを活用した集客戦略が得意分野です。