SEO対策において常に重要視されている外部リンクについて簡単にご説明しています。
最初に、Webサイトにおける外部リンクの意味をおさらいしてみます。
自分のWebサイトを持つ人が、ネット上でいろいろなWebページを閲覧しているうちに、「このページは非常に役立つ・面白い・たびたび訪れたい」と思えばブックマークをつけるでしょう。
そして、そのページの内容を自分の書くコンテンツに引用したり参考にしたりした場合、対象ページにリンクを張るのがマナーとされています。
またブログを書いたりSNSにひんぱんに発言したりする人が、自分の文章のなかで「このページは面白い/素晴らしい/役に立つから、みんなも見て」とほかの人に紹介する場合も、当然対象ページや対象サイトにリンクを張るでしょう。
このように、外部リンクは「ネット上のほかの人/会社から支持・共感・信頼を受けている」証拠である、という性格を有しています。
多くの外部リンクが張られているサイトは「支持する人が多い=多くの人に役立ち、他の人にも紹介したくなるサイトである」という判断の根拠になるでしょう。
このため、検索エンジンも外部リンクの多さをサイトの評価対象としています。多くの人に支持されているサイトはすぐれたサイトに違いない、という考え方です。
そういうわけで、SEO対策の一環として外部リンクは非常に有効だといえます。
検索エンジンは「クローラー」というロボット(自律的に働くプログラム)を使って、多くのWebサイトを巡回してそれらの情報をインデックスに登録しています。
クローラーはリンクをたどっていろいろなWebサイトを訪問します。このため、外部リンクの多いサイトほどひんぱんにクローラーの訪問を受け、検索順位が上がりやすくなります。つまり同じような内容のサイトがふたつあれば、外部リンクの多いサイトの方がSEO上で有利ということです。
ただし、コンテンツやサイトの構造が良くない(SEOの内部施策がされていない)ものはいくらクローラーが巡回しても無意味ですが…。
たとえば、まったくデザインセンスのない友人から「このサイトはすごくセンスがいいよ!」と勧められたサイトをあなたは期待して見るでしょうか?
しかし、かねがね尊敬しているデザイナーが「このサイトのデザインはすごく勉強になるよ」といえば、ぜひそのサイトを見たいと期待値は上がるのではないでしょうか。
人は初めて会う人を評価するとき、「ほかの人はこの人をどのように評価しているだろうか?」ということを気にします。これはWebサイトでもまったく同じで、検索エンジンは「このサイトにリンクを張っているサイトはどんなサイトだろうか?」ということを問題にします。
このため、検索エンジンがすでに高い評価を与えている(検索結果順位の高い)サイトから張られたリンクは検索エンジンから高く評価されやすいといえます。
たとえば「友人は3人しかいない」という人でも、その3人が「アメリカ大統領・ノーベル賞学者・世界有数の大富豪」だったとしたら、世間から大きく注目されるのではないでしょうか。「いったいどんな人物だろう?」と好奇心をそそられるはずです。
外部リンクも同じことです。ただ多ければいいというわけではなく(多いに越したことはありませんが)、検索エンジンに高く評価されているサイトからのリンクの方が価値は高いでしょう。
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