まずホームページを作る段階で、見落としがちなのは導入時、「どのようなホームページを立ち上げるか」を考える”3C分析”です。
これを怠ると、せっかくホームページを作っても、ほぼ失敗すると言っても過言ではありません。
・ホームページ作成は、作る前が一番大事
・上手くいくホームページ作りをお店作りに例えると
・ホームぺージ活用は会社経営や店舗運営と似ている?
・ホームページ作りに役立つ、インターネット上の市場ニーズの拾い方について
▼ホームページを使った集客については、こちらの記事でまとめて解説しています。ぜひご一読ください。
>ホームページ集客なら、誰でもできる集客【プロが解説】失敗しない8項目
3C分析とは「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3つの頭文字を取ったもの。
この3つを分析して、成功するホームページを考える作業がとても重要です。
そのあとに、ホームページの設計、デザイン、文章の作成などへ進めていくことになります。
ちょっとここで、例を挙げさせていただきます。
「おいしいラーメンを作った。自信がある!これで、どこかへお店を出して、儲けよう!」
と思った際に、どうされるか。
「単純においしいラーメンができたので、どこでもいいからお店を出そう」と動きだすと、
失敗する可能性は高いですよね。
お店を出すとしたら、 どういうことをするか、想像してみてください。
出店場所はどこにしようか、どんな人が住んでいる地域なのか、
自分のラーメンにあったお客様層なのか?
そのエリアにファミリー層が多いなら、
カウンターだけでなくテーブル席もあったほうがいいかもしれない。
また近くに、 ライバルになるラーメン屋があるだろうか。
ほかに人気の飲食店、お惣菜屋さん、コンビニなど、飲食店として
ライバル視すべき店舗がどれぐらいいるのか?
周囲の状況についてきちんと把握して、価格設定なども研究する必要があります。
そして最も大切なのは、近隣の人気のラーメン店はどのように集客をしているのか、なぜ人気なのかを調べること。
これらを理解して初めて、自分のラーメン店の価格設定、
店構え、店舗設計、集客方法などが決まってきます。
「自信のある美味しいラーメン」を売るために、
顧客と競合と自分のお店を照らし合わせて考えて設計に落としこんでいく。
これが「Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)」の3C分析というものです。
実はこの手法、経営やマーケティングだと基本の手法。
どんな会社でも行っている、いわばあたりまえの考え方ですよね。
ただこれが、ホームページを作る際には見落としがち。
ホームページを作ろうとしたときに、周囲の状況をあまり調べずに、
自分で作ろうとしてみたり、分析もしないデザイン会社へ依頼してしまうことが
とても多いのが現状です。
ホームページは経営や店舗運営ととても似ています。
作る前も作った後も、工夫や見直し、改善が必要なものです。
この分析作業は、ホームページ作成において一番大事なものとお考えください。
もし、導入時に考えもなくホームページを作成したら、
成功すればラッキーですが、上手くいかなければコストを掛けただけで終わってしまい、
まるで無駄なギャンブルのようになってしまうでしょう。
自社にとって、成功する要素を分析することは、お店でも大企業も同じことです。
ホームページを作成されるなら、導入時の調査分析は、必ず行ってください。
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Webステージでは、導入前の調査・診断を無料で行っております。
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では、どうやって調べるのか。
ご自分でも、インターネット上のツールを使った市場調査ができるので、一部ご紹介いたします。
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《Googleキーワードプランナー》
インターネットで検索されているキーワードのニーズや、競合性、検索される頻度などが分かります。インターネット集客には欠かせないツールです。(登録が必要。活用の際はホームページ関連業者ご相談ください)
《質問系サイト・口コミサイト》
インターネット上で消費者が質問し合ったり、口コミを投稿しているサイト。お客様の正直な意見や要望が閲覧できます。
最近の市場調査によると、「テレビの情報よりもインターネットの情報を信じる」と言う方が半数以上になってきました。自社の商材について調べてみるのもお薦めです。
《アンケートや統計データ》
インターネット上には、毎日のようにアンケート等の統計情報が公開されています。特殊な業種であっても、各種団体でデータを開示しているケースが増えていますので、市場ニーズの把握に役立ちます。
《SNS系ツール》
instagramやツイッターなど、日々多くの方が発信しているSNSでも、各種ツールに沿った方法で、コメントを検索することが可能です。#(ハッシュタグ)やキーワードで抽出するなどして、お客様のニーズを知ることができます。
《SEOツール》
インターネットで検索されているキーワードの量や、上位表示されているホームページの分析、検索ニーズの多いキーワードの一覧などが分かります。
有料版から無料版まで様々あるので、目的に沿って使い分けてください。
《競合調査ツール》
ライバル企業のホームページを解析し、おおよその閲覧数等の情報を知ることができます。自社ホームページとの比較ができるため、反響アップの参考になります。特殊なツールのため、ホームページ関連業者に依頼して閲覧するケースが多いです。
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ほか、高度なものも含め無料のツールがたくさんありますので、ホームページの導入や見直しをご検討中の方は、一度活用してみてください。
お忙しい方は、ホームページ関連の専門家に聞いてみると良いでしょう。
弊社でも、これらのツールを使った『導入コンサルティング』を受け付けています。(ご相談は無料です)
全国対応も可能ですので、まずはお電話などでお気軽にご連絡ください。
以上のように、インターネット上のツールは市場のニーズやライバルを把握しやすく便利です。
ただし、上記はあくまでインターネット上の情報やニーズが分かるのみ。
実際の現場のニーズとは若干変わってくる可能性もございます。
ホームページを作る際には、ぜひ、インターネット上のニーズと、現場(営業マンや顧客対応をしているスタッフ)の声を聞いて、設計に役立てるようにしてください。
(制作編)へ続く→「これを押さえれば失敗しない、うまくいくホームページ4つのコツ」
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